曹洞宗について

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曹洞宗の歴史

曹洞宗の流れは、インドでお生まれになられたお釈迦さまの教え、おさとしを幾世代にも渡って受け継がれ、インドから中国そして日本に伝えられてきたものです。
日本へは今から800年ほど前の鎌倉時代に、道元禅師様(どうげんぜんじ)が正伝の仏法を中国から日本に伝え、四代目の瑩山禅師様(けいざんぜんじ)が全国に広められ、曹洞宗の礎を築かれました。
永平寺を開かれた道元禅師を「高祖」(こうそ)とあがめ、總持寺を開き、教えを全国に広められた瑩山禅師を「太祖」(たいそ)と仰ぎ、このお二方を両祖大師と申し上げ、ご本尊お釈迦さま(釈迦牟尼仏)とともに一仏両祖(いちぶつりょうそ)として仰いでおります。

※正伝(しょうでん)の仏法(ぶっぽう)とは、坐禅の教えを依りどころにしており、坐禅の実践によって得る身と心のやすらぎが、そのまま「仏の姿」であると自覚することにあります。
※拝む時は「南無釈迦牟尼仏」と、お唱えして礼拝します。

  • 高祖 道元禅師高祖 道元禅師
  • 太祖 瑩山禅師太祖 瑩山禅師

大本山

曹洞宗には大本山が二つあります。
一つは道元禅師様がご開山された、福井県にある永平寺(えいへいじ)と、もう一つが瑩山禅師様がご開山された、横浜市にある總持寺(そうじじ)です。
この二つを両大本山とお呼びします。

大本山 永平寺
永平寺紋 久我龍胆

大本山 永平寺高祖道元禅師 ご開山1244(寛元2)年
〒910-1294 福井県吉田郡永平寺町志比5-15
TEL:0776-63-3102

大本山 總持寺
總持寺紋 五七桐

大本山 總持寺太祖瑩山禅師 ご開山1321(元亨元)年
〒230-0063 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
TEL:045-581-6021

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